Gut誌、2016年7月19日オンライン号より。
魚に含まれる脂質(オメガ3)で血液サラサラ~!などとテレビでも言われていますが、今回の研究では魚の脂質とがんの関係が報告されました。
大腸がんの患者さんのうち、魚に含まれる脂質(オメガ3)の摂取量が多い、もしくは摂取量を増加させたヒトでは大腸がん死亡率が40~60%低かったのです。
様々な健康効果の期待される魚 - ぜひ積極的に摂ってみましょう♪
【試験概要】
- 大腸がん診断後のオメガ3摂取量が0.30g/日以上だと、0.10g/日未満のヒトと比較して大腸がん死亡率が41%低かった(HR 0.59)。
- 大腸がん診断後オメガ3脂肪酸摂取量を0.15g/日以上増加させたヒトは、増加させなかったヒト・増加量が0.02g/日未満だったヒトと比較して大腸がん死亡率が70%低かった(HR 0.30)。
Marine ω-3 polyunsaturated fatty acid intake and survival after colorectal cancer diagnosis
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