2016年6月24日金曜日

規則的な食事パターンでメタボの予防・改善❔

このエントリーをはてなブックマークに追加


Proceedings of the Nutrition Society誌、2016年6月22日オンライン号より

健康的な食生活を送るためには、何をどの位食べるかだけでなく、どのタイミングで何回食べるかといった食事パターンも重要だと言われています。

食事パターンが実際どの程度健康に影響するかについては、まだ小規模な研究が数件発表されているだけですが、既存のデータでは規則的な食事パターンがメタボリックシンドロームの予防/改善に役立つかも❔と報告されています。

忙しい1週間を終えると、週末はついお昼過ぎまで寝ていたくなりますが、頑張って早起きして毎日同じ位の時間に、規則正しく食事をするようにしましょう♪

【研究概要】
  • 研究デザイン:食事パターンと心血管・代謝能の関係を評価した研究のレビュー
【研究結果】
  • 数件の断面研究とコホート研究:不規則な食事時間がメタボリックシンドロームや心血管障害のリスク(BMI(※1)や血圧など)上昇と相関すると多くの試験が示した
  • 2件の無作為化試験:規則的 vs. 不規則な食事時間のグループに分けて2週間介入したところ、規則的な食事時間のグループでインスリン値・LDL-コレステロール値・総コレステロール値などの改善がみられた。
(※1)
BMI: Body Mass Index(ボディーマスインデックス)の略。身長と体重をもとに算出した指数で体格をあらわす。体重[kg]を身長[m]の二乗で割って算出する。

【論文リンク】

0 件のコメント:

コメントを投稿