Hypertension、 2016年6月6日オンライン号より。
平日は忙しくて睡眠時間が短く、休日も夜遅くまで起きているかわりにお昼過ぎまで寝る…そんな生活をしている方はいませんか。
今回の研究では、睡眠不足はもちろん、就寝時間がバラバラであることも、自律神経の乱れや心血管障害リスク上昇に繋がることが報告されました。
24時間営業のお店などが増え、夜間シフトで働く方も多いと思いますが、十分な睡眠時間の確保と共になるべく同じような時間帯に就寝するよう心掛けましょう♪
【試験概要】
- 研究デザイン:介入試験
- 対象者:20~39歳の健常男女26名
- 介入:10時間睡眠 x3日間の後、睡眠制限(5時間)を課し下記のいずれか
- 夜間睡眠グループ(00:30~5:30の睡眠)
- 就寝時間バラバラグループ(8日間のうち4日間は就寝時間が8.5時間後ろ倒しで、9:00~14:00)
- 研究期間:8日間
【試験結果】
- 睡眠不足は日中の心拍数上昇と相関したが、血圧には影響がなかった
- 就寝時間バラバラグループは、夜間睡眠グループと比較して…
- 24時間蓄尿検査でノルエピネフリン(血管収縮、血圧上昇、気管拡張などと関連)が高かった
- 夜間心拍数がより高かった
- 夜間深い眠りの際の心拍変動が少なかった
Adverse Impact of Sleep Restriction and Circadian Misalignment on Autonomic Function in Healthy Young Adults
0 件のコメント:
コメントを投稿