2016年9月28日水曜日

健康的な食生活で子供の読解力アップ❔

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European Journal of Nutrition誌、 2016年9月9日オンライン号より。


一度身についた習慣を変えるのは難しいため、子供の頃の食習慣は将来の健康に大きな影響を及ぼすと言われています。

今回の研究では、子供のころの食習慣が読解力などにも影響する可能性が示唆されました。
1年生160名程について、複数の指標を用いて食生活の健康度合いを調べたところ、スコアが良好である子供程1-3年生時の読解力などが高かったのです。

小さいころから様々な食品をバランスよく与え、健康で賢い子供を育てましょう♪

【試験概要】
  • 研究デザイン:前向き研究
  • 対象者:1年生(6-8歳)の児童161名。

【試験結果】
健康的な食生活の指標としてMDS(Mediterranean Diet Score)、BSDS(Baltic Sea Diet Score)、FCHEI(Finnish CHildren Healthy Eating Index)が用いられた。

  • MDSが高いと3年生での読解力が有意に高かった。
  • BSDSが高いと2-3年生での読む力、1-3年生での読解力が有意に高かった。
  • FCHEIが高いと1-2年生での読む力、1-3年生での読解力が有意に高かった。
  • BSDS、FCHEIが最も高いグループは最も低いグループと比較して1-3年生での読む力・読解力が優位に高かった。

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