Sleep、 2016年6月オンラインサプリメント号より。
忙しくて睡眠不足だからコーヒーをガブ飲みして目を覚ます…誰もが経験のあることだと思います。
しかし今回の研究では、睡眠不足に対してカフェインが有効なのは2日間まで❔と報告されました。
睡眠を5時間に制限してカフェイン、もしくはプラセボを与えて比較したところ、最初の2日間はカフェインにより覚醒度が高まったものの、最後の3日間では効果が認められなかったのです。
どうしても睡眠がとれない時はカフェインに頼るのも一つの手ですが、その効果はいつまでも続くものではありません。
なるべく早くスケジュールを調整し、睡眠をしっかり確保するようにしましょう♪
【試験概要】
- 研究デザイン:二重盲検プラセボ対照試験
- 対象者:48名の健常者
- 介入:ベッドでの時間を5時間に制限し下記のいずれか
- カフェイン200mg x 1日2回
- プラセボ x 1日2回
- 研究期間:5日間
【試験結果】
- 最初の2日間:カフェインはプラセボと比較して、覚醒度(Psychomotor Vigilance Task/PVTにて評価)を上昇させた
- 最後の3日間:カフェインはプラセボと比較して、覚醒度に有意な影響を与えなかった
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