2016年4月13日水曜日

7-8時間の睡眠で病気になるリスクが30-80%低い!❓

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JAMA、2016年4月11日号より。
しっかり睡眠をとらないと病気になるリスクが30-80%程高い!という報告です。

忙しい日々の中でついつい短くなりがちな睡眠時間ですが、食事・運動・睡眠は健康の三大柱です。睡眠時間確保の優先順位を上げてみましょう♪


【試験概要】

  • 研究デザイン:既存データの二次解析
  • 対象:NHANES(アメリカ国民健康栄養調査)より平均年齢46.2歳のアメリカ人22,726名
【試験結果】
睡眠時間が5時間以下のヒトは7-8時間のヒトと比較して…
  • 風邪にかかる割合が28%高かった(OR 1.28)
  • 感染症(インフルエンザ、肺炎、耳の感染症)にかかる割合が82%高かった(OR 1.82)
なお上記は年齢・性別を考慮した解析結果です。
更に人種・教育・収入・結婚歴・喫煙歴・身体活動・BMI・調査年を考慮すると、睡眠の影響が少し小さくなるものの、やはり統計的に有意な影響がみられました。
睡眠時間が5時間以下のヒトは7-8時間のヒトと比較して…
  • 風邪にかかる割合が17%高かった(OR 1.17)
  • 感染症にかかる割合が51%高かった(OR 1.51)
【論文リンク】
Association of Insufficient Sleep With Respiratory Infection Among Adults in the United States

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