Journal of the American Heart Association誌、2016年9月14日オンライン号より。
適度な飲酒(女性:1日1単位以内、男性:1日2単位以内)は身体によいと言われていますが、今回の研究では相反する結果が示されました。
5,000名を超える男女を約6年間にわたって調査したところ、アルコールの摂取量が10g(1単位未満)/日増えるごとに左心房が少しずつ拡大し、不整脈の一種である心房細動の発症リスクが5%増加したのです。
お酒を楽しみストレス発散も良いですが、たまには休肝日も設けるようにしましょう♪
【試験概要】
- 研究デザイン:観察研究。
- 対象:Offspring and Original Framingham Heart Study対象者5,220名。平均年齢は56.3歳。
- 追跡期間:中央値で6.0年間。
アルコール摂取量が10g(アルコール1単位未満)増加する毎に…
- 左心房が0.16mm拡大した。
- 心房細動の発症リスクが5%上昇した(HR 1.05)。
【論文リンク】
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