2016年8月30日火曜日

環境も大事!近所に健康的な食品店が多いと動脈硬化リスクが低い❔

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Circulation誌、2016年8月16日オンライン号より。

健康的な生活を送るためには個人の努力がもちろん重要ですが、環境的要因も軽視できません。

今回の研究では、各地域における健康的な食品店やレクリエーション施設の充実度と潜在的動脈硬化が相関するか評価されました。
その結果、健康的な食品店が密集している地域では潜在的動脈硬化の割合が少なかったのです。

健康的な食品店の多い所へ引っ越そう…というのはすぐにできるアクションではありませんが、家の中の環境は自分で変えることができます。
野菜や果物など健康的な食品を常に切らさないようにし、嗜好品や甘い飲み物などはなるべく家におかないようにしましょう♪

【試験概要】
  • 研究デザイン:コホート研究
  • 対象者: MESA (Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis)コホートより、5,950名。
  • 追跡期間:12年
【試験結果】
健康的な食品店が密集している地域では、潜在性動脈硬化(冠動脈石灰化スコアで評価)が少なかった。
この相関はうつなど様々な因子について調整を行った後も維持された。

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